
こんにちは、ぼんやりジジィです。相変わらず全く更新しておりませんが、お元気でいらっしゃいますか。
先週の7/4(木)は全社会議で東京へ行って参りました。羽田に着いて飛行機から降りた最初の一歩で気絶しそうな暑さ。都心を歩くと下から、横から、上からと360度の熱波攻撃!で、松田優作ではありませんが、”なんじゃ、こりゃー!”と心で叫ぶほど。気象庁の発表では35℃でしたが、あれは絶対に42℃はありますよ、絶対に。知らんけど。
ウィークポイントの天頂部に容赦ない熱波攻撃を受け、いつもながら『とても人間の住むところでは無い!』の思いを強くして帰札いたしました。すみません東京にお住まいのみなさま。
関東に限らず日本全国の猛暑加減は年々異常さを増していますよね!どうぞご自愛くださいませ。
さて、こんな真夏ですが昨年の秋に降雪の状況を確認したいが為に、念願のネットワークカメラを購入いたしました。雪が降った朝は除雪(北海道では”雪かき”と言います)をする為に、自分は朝5時に起きなければ出勤に間に合いません。ですので、冬場はまず5時にベッドから抜け出して、窓のカーテンを開けて降雪状況を確認するというのが早朝ルーティンとなっています。
めんどくさがり屋の自分は、なんとか寝たままで外の降雪の状況を確認できないだろうかと20年間思い続けていたのですが、やっと念願が叶った次第でございます。
Amazonでコスパの良さそうネットワークカメラを探して見つけたのが⇩これ
TP-Linkさんから発売されているTapo C200という製品です。
今日見てみると税込み4,390円で販売されておりました。この製品は定期的にタイムセールをやっていて、自分もタイムセールのタイミングで税込み3,005円で購入いたしました。
FullHDの1080pで想像以上に画像が綺麗で感動いたしました。また夜間でも電信柱の照明1個だけでかなり明るく記録してくれて大満足。まだ暗い朝5時でも降雪の状況をしっかり確認することが出来る高品質で、たったの3,005円は文句なしのコスパ!また自分は256GBのSDメモリーを入れて24時間連続録画するモードで使用しています。動きを検知するとタイムスタンプを付けてくれるので後から録画を見直す時に便利です。
ネットワークカメラも自分が知らない間にずいぶんと進化していたのですね。驚きました。上位機種となるTapo C220という製品もあるようですが、自分の使用用途ではC200で十分過ぎる性能でありました。
就職で家を出た2階の娘の部屋の窓が、ちょうど除雪をする道路を見下ろせる位置なのでここに設置。おかげさまで今シーズンの冬の朝はベッドの中からスマホで降雪を確認できるようになり、二度寝も出来てずいぶんと楽になりました。
通常、カメラ画像の確認はTP-LinkさんのTapo用アプリをインストールしたスマホやタブレットから行っており、これが一番使い勝手が良いのですが、なんとかこのTapo C200の映像をパソコンやテレビから見る方法は無いだろうかという衝動に駆られて色々試した結果、良さげなアプリを見つけましたので、備忘録も兼ねて残そうと思います。
Tapo C200の映像をパソコンやテレビで見るようになると直面する問題が、カメラが再起動されるとカメラに割り振れているIPアドレスが変わってしまい、その瞬間に映像が見られなくなってしまうことです。
何の前触れもなく突然カメラの映像が見られなくなってしまうこの問題は深刻。こうなるとアプリの設定をまた一からやり直さなければならず、とても面倒で現実的ではありません。
パソコンや通信周りにお詳しい方であれば【IPアドレス固定】という話しで済むのでしょうが、私のように素人に毛が生えたレベルだと、この問題を解決するにはハードルが少々高くなります。いつも快適にパソコンやテレビからセキュリティーカメラの映像を楽しむためには、この【IPアドレス固定】をさせることは必須になってきます。それでは設定をしていきましょう。やってみると意外と簡単ですよ。
※素人ゆえに、手順や表記に誤りがあるかもしれませんが、そこは笑い飛ばしてください。
カメラのIPアドレスを固定する為には、まず今現在カメラに割り振られている、IPアドレスとMACアドレスを確認しておく必要があります。
このカメラのIPアドレスとMACアドレスはスマホやタブレットにダウンロードして普段使用しているTapoさんのアプリ内で確認をすることができます。
Tapoさんのアプリを開いて、まずは右上の歯車マークをクリック。続いて次の画面でカメラの名前が表示されている部分をタップします。


⇩
そうしますと以下の端末情報の画面が開きます。画面の下の方にIPアドレスとMACアドレスが表示されていますので、これをメモしておきます。

それでは、次のステップへ行きましょう。
次に行うのが少々面倒になりますが、ルーターからカメラのIPアドレスが変動しないように、固定化してしまう設定をします。
ご家庭の無線ルーターのモードはザックリ大きく分けて2種類になっていると思います。
2.ブリッジモード (ONU⇒ホームゲートウェイ⇒無線ルーター)
ここで、
2.ブリッジモードの場合は、プロバイダから送られてきているホームゲートウェイと呼ばれる装置の設定画面に入ります。
入り方はネット検索すると詳しく説明されていますので、そちらをご参照いただくとして、これもザックリ言いますと、ブラウザ(Google Chrome・Microsoft Edgeなど)を開いて、アドレスバーにNEC系(Auひかりとか)だとhttp://web.setup/、だとか、http://192.168.0.1だとか、ルーターメーカーの取説に書かれている設定画面へ入る為のアドレスを入力します。そうしますと以下のようなログイン画面が開きますので、ユーザー名とパスワードを入力してからログインボタンをクリックします。

ユーザー名:メーカー等により違うと思いますが、admだったり、adminだったりします。ここは取説等に従ってください。パスワード:初回の方は取説やルーター本体側面にWebパスとかの名称で書かれていると思います。2回目の方はご自分で設定したパスワードになります。うまくログイン出来ると以下のような設定画面が開きます。
⇩
ここで、左列にある▶詳細設定をクリック。

⇩
次に、左列にある▶DHCP固定割当設定をクリック。

⇩
次に、右側にある 追加をクリック。

⇩
次に以下の画面で、前の①のステップでメモ書きしておいたカメラの、IPアドレスとMACアドレスを一字一句間違えないように入力します。尚、MACアドレスは半角コロン:でつなぎます。入力が完了しましたら、右側にある設定ボタンをクリックした後に、左上にある保存ボタンをクックしたら画面を閉じます。保存ボタンをクリックするのを忘れると、せっかく入力した情報が消えてしまいますので忘れずに保存ボタンをクリックしてください。

これで、Tapo C200カメラのIPアドレスを固定することができました。それでは次のステップへ行きましょう。
外部アプリからカメラ映像を見るためには、外部アプリがカメラと接続されなければなりません。カメラに接続するには②で固定化したカメラのIPアドレスの他に、アカウントIDとパスワードを使っての接続許可が必要になります。これをスマホで使っているTapoアプリから設定をします。
まずスマホからTapoアプリを開いて、右側の歯車マークをタップ。

⇩
次の画面の下の方にある高度な設定をタップ ⇒ 次の画面でカメラのアカウントをタップ。


⇩
次の画面でカメラのアカウントのスイッチボタンをONにしてアカウント情報をタップ ⇒ 次の画面でご自分の任意のアカウント(英数)とパスワード(英数)を入力して、認証するをタップ。このアカウントとパスワードは今後、外部アプリの設定をする時に使用しますのでメモをして大切に保存しておいてください。


これで、外部アプリからカメラに接続する為の許可準備ができました。
以上の設定で前準備は完了です。
長くなりましたので、後編で外部アプリのインストールと設定の説明をしたいと思います。
それでは、今日も良い一日になりますように!
