ぼんやりメモリー

日々感じたことやなるほど!などを、ぼんやりと残そうかな~

加齢黄斑変性症:眼の大切さに気づきました

昨日は日本全国とっても暑くなりましたね。

 

こちら北海道もいきなりの夏日到来で、老体がついていけずオロオロしてしまいました。

 

ここ数年は、夏の猛暑に豪雨や長雨だったり、冬の集中的な豪雪だったり、気候変動がとても極端になっている気がいたします。これらの影響が自然界にも及んでいるせいか、北海道ではあちらこちらで熊の目撃情報が報告されております。ついには先日の5月14日、朱鞠内湖で釣りをされていた方が、熊に襲われるというとても残念な事故が起きてしまいました。釣り人の方には心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

さて皆さんは、加齢黄斑変性ってご存知でしょうか?

タイトルで答えを言ってしまっているのですが、眼の病名です。

英語名では Age-related macular degenerationで, 略してAMDと呼ぶらしいです。

 

自分は自称の”鷹の目”で、視力はずーと2.0をキープしておりました。が、その反動なのか老眼鏡のお世話になるのも早かった。そして仕事でもプライベートでもPCを使う時間が長く、眼には相当負担をかけていたのは事実でありました。

 

先月の4月2日(日)の昼下がり、寝転んで何気なく右眼だけでカレンダーを見ていた自分は、驚いて飛び起きました。右眼隠して、左眼隠して、また右眼隠して、左眼隠して、何度やっても右眼だけで見ると、四角いものが歪んで見えるのです。そして中心部分が円状に薄暗くなっているのです。

こりゃ、完璧にアカン!』。自分の努力で何とか出来るレベルでは無いと直感いたしました。

 

翌日4月3日(月)の朝一で仕事を抜け出して、会社近くの眼科へ直行。奥様からは「多分、瞳孔開く目薬されるから、絶対車で行ったらダメだからね」ときつく言われておりましたので徒歩でトホトホと。週明けの月曜日のせいか、還暦過ぎたジジィの私が言うのも何ですが、待合室はご高齢の方を中心に超満員でございました。

 

かなり、待ってから視力検査やら、目の玉に空気を当てる眼圧検査やら、3D的な画像撮影やらを一通り終わらせて、先生から呼ばれるのをひたすら待つ。

 

やっとこさ先生から呼ばれて、3D的な眼を横から輪切りにしたような画像を見せられた。説明では、黄斑と言って網膜上の中心付近に大切な部分があるが、ここは本来若干凹んでいるのが正常なのだが、自分は逆にポックリと丸くドーム状に膨らんでいる。原因は新生血管やら浸出液やら血液やらが関与しているらしい。黄斑部は光の焦点を集める役割をしているが、この膨みによって光の像が歪んでしまうのだとか。

 

自分「先生、これは何という病気なのですか?」

先生「加齢黄斑変性 」です。

 

この病気は一応、難病の範疇に入るらしく、完治は望めず進行を遅らせて現状を維持していく治療になるとのこと。近年この病気の治療法も進んできてはいるが、現在は硝子体注射という方法が一般的で、白目の部分から薬を注射するそうです。デフォルトの治療プランは1ヶ月に1回、これを3ヶ月続けるとのお話しでした。

 

ゲゲッ!目の玉に注射!と思ったが、失明原因にもなると聞くと、もはや觀念するしかない・・・。

しかも、保険が適用されても1回につき約5万円。3回必要なので合計15万円。ヒェー!保険に入っていない方は何と45万円!ガーン!

 

そんなこんなで、1回目は4月10日(月)に、そして今週の15日に2回目の注射を白眼に打っていただきました。

今回見せていただいた初回注射から一ヶ月後の3D的な画像では、ドーム状のふくらみの中心が若干へこんだように見え、治療前は0.9まで落ちていた視力が今回1.2まで改善しておりました。

実際には3回の注射がワンセットですので、最後の1回を打ってみないと何とも言えないのですが、完治は難しいということもあり、今後は経過を見ながらこの病気と向き合っていかなければならないのだなーと觀念した瞬間でもありました。

 

この診断を受け、色々と調べた結果、

サンテ ルタックス20Vというサプリメントルテイン)が良いとの情報を得て、すぐアマゾンで定期購入(2個セットの方がお得です)。真面目に一日3錠飲むようにしております。

 

注射の効果なのか、ルタックス20Vの効果なのか、あるいは両方の相乗効果なのかはわかりませんが、眼の疲れが取れてすごく楽になりました。そして、なぜか右眼から涙が出るという症状も改善いたしました。この病気は”目の生活習慣病”とも言われるらしく、これを機に眼にも体にも優しい生活習慣を身に着けなければいけないなーと反省している今日この頃であります。

 

次の白眼注射は6月19日(月)の予定です。お大事に~!

 

※なお、この記事は個人の経験に基づいたものであり、医学的な情報や専門的なアドバイスを提供するものではありません。加齢黄斑変性症について正確な情報を得るためには、医師や眼科専門家の診断や助言を受けることが重要です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。良い1日になりますように!